日本の伝統産業を根絶やしにしないために、今わたしたちができることを

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日本の伝統産業を根絶やしにしないために、今わたしたちができることを

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  • その他 とは?

    日本の伝統産業の課題の一つに、後継者不足が挙げられます。この課題を解決するには継続的な取り組みが不可欠で、そのために職人・作り手とファン(サポーター)をつなぐプラットフォームづくりを提供しています。そもそも、伝統産業とはどういったものか?という宣伝も不足しており、まずは知ってもらうこと、そして共感してもらうこと、さらに応援してもらうことを目指しています。

    日本各地にいる"絶滅危惧"の職人・作り手の発掘、さらに取材・交流を通した情報の発信やイベント開催を中心に活動しています。

    職人・作り手の紹介

    伝統サポーターズ

    2014年7月よりベータ版の運用をスタート。日本の伝統的な手仕事の作り手とファンをつなぐコミュニティプラットフォームとして、2015年1月28日より正式版をリリース。
    インターネットを通して、伝統技術と作り手の情報発信を行う。斜陽化する伝統産業において、日本の誇るべき伝統の技を未来へ継承し、新しい文化を築いていく場の創出を目指す。

    ▼おもな活動予定
    ・東北震災復興プロジェクト
    ・地域行政との情報発信提携
    ・作り手とファンを繋ぐ産地イベント
    ・海外版(台湾向け)リリース

    >> もっとプロフィールを見る

    作品・ギャラリー

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    ライフストーリー

    伝統サポーターズは、運営会社である株式会社ガイアックスの新規事業として取り組んでいて、2015年1月28日より正式版をリリースしました。伝統産業の担い手の継続的な支援を目的としたコミュニティプラットフォームです。
    事業責任者の桜井以下、常勤スタッフ3名(うち1名は他の複数事業に参画)、非常勤スタッフ1名とインターン1名(2015年7月現在)で運営しております。少ない人員ですが、それぞれ熱い想いを持っています。
    わたしたちだからこそできるサービス企画・運営を目指し、日々活動を続けています。
    やりたいこと・やるべきことは山積していますが、リソースと活動費の捻出が目下の課題となっています。共感・応援いただけるユーザの皆さまから、伝統サポーターズの活動基金へのご協力をお願いしたく、この度“伝統サポーターズ事務局"の活動を支援してくださるサポーターを募集することにしました。
    サービスを開始した背景、現在の取り組み、描いている未来についてお伝えさせていただきます。


    後継者不足と売上減少・・・"絶滅危惧種"と呼ばれる産業

    日本の工芸や民芸、和菓子作りなど伝統産業は、後継者不足と売上減少という2つの問題を抱え、巷では"絶滅危惧種"と揶揄(やゆ)されることも少なくありません。このままでは、優れた日本の伝統産業が根絶やしになってしまう……わたしたちスタッフは今、そんな危機感を抱いています。

    当然のことながら、行政も数年前から後継者育成や新製品開発目的などの補助金・助成金を投入。国では、伝統的工芸品の認定を進めていますが、認定されるためには以下の条件が必要です。

    1. 主として日常生活の用に供されるもの
    2. 製造過程の主要部分が手工業的
    3. 伝統的技術または技法によって製造
    4. 伝統的に使用されてきた原材料
    5. 一定の地域で産地形成

    3と4については、100年以上の歴史を有することが条件。5にいたっては、「少なくない者」が製造に携わっていることが条件で、具体的には10企業以上または30人以上の従事者がいなければ認められません。伝統継承の土台が整っている職種・地域でないと厳しいのが現状と言えます。

    もちろん、このような行政による経済的支援は必要不可欠です。

    しかし、伝統的な工芸品や民芸品が社会に求められてこそ、はじめて本質的な支援に繋がるのではと感じています。



    骨董としての価値ではなく、優れた技術の継承を目指す

    「幼少の頃から、日本の伝統工芸と関わり、興味を抱いていました。祖母が師匠であったため、私も三味線を習ったり、茶道を嗜んだり、着物にも馴染みがあったりしたのですね。ところが、だんだん楽器や着物、器を作りながら、メンテナンスもできるお店や作り手が少なくなっていきました。社会人となってメディアやコンテンツ制作の仕事に携わるようになり、いずれはそういった作り手の力になれるようなビジネスができないものかと考えていました」(事業責任者・桜井)

    伝統工芸品を気軽に購入できる環境は、確かに身近なものとは言い難いです。しかし、ニーズそのもはなくなっておらず、決して"終わった産業"ではないと信じています。

    伝統工芸品そのものへの関心が失われているわけではありません。最近では日本を訪れる外国人観光客が、それらを"ジャパン・クオリティ"と認識し、高価な物品を買い求める傾向が顕著にみられます。

    日用使いではあるものの、繊細で芸術的な手仕事作品は、肥えた目を持つご年配の方々を中心に愛好家がいらっしゃる。大量生産の商品には存在しない魅力があり、オリジナリティも高く、なおかつ長持ちするから、エコな側面もあります。プロダクトとして大変優れているのは間違いありません。

    わたしたちは決して、江戸時代に作られた骨董に価値を見いだそうとしているわけではありません。

    優れた技術そのものを継承し、現在のニーズに合致したものを生み出していけばいい。道具や家具として日常的に使用されて、はじめて価値が生まれると考えています。



    情報発信を通し、作り手の伝統技術の素晴らしさを伝える

    そんな矢先、2013年ごろからクラウドファンディングが日本でも注目され、浸透し始めました。

    このシステムを活用すれば、作り手に金銭的な負担を強いることなく、商品はもちろん技術そのものをPRできるのではないかと考えました。

    「良さを正しく消費者に伝えていけば、ニーズを創出できると確信していました。ですから、まずはその第一歩として、作り手の情報を発信し、共感をしてもらってファンを作っていく。そんなコミュニケーションプラットフォームを用意しようと考えたのです」(桜井)

    『伝統サポーターズ』は、このサービスに登録している"作り手・職人"と、それを支える"サポーター"を繋ぐシステムです。"サポーター"は自分が応援したい"作り手・職人"に対し、月額500円、1000円、1500円の3つの基本コースからひとつを選び、年間契約で支援を実施。サイトのコミュニティ上で情報交換や交流を図ります。

    (※お礼の品の一例)

    "作り手・職人"は無料でこのプラットフォームが利用可能となり、定期的な情報提供やサポーターとの交流、自らの技術を活かした"お礼の品"の提供を行います。

    まずは作り手が、自分のことを気に入ってくれているサポーター、すなわち"ファン"と交流し、その中で、伝統技術の素晴らしさを知ってもらう、そんなきっかけを作ることができたらと考えました。

    (※作り手からのサポートのお礼は、作品そのものだけではなく“体験工房"も)

    現在では、サポーターが直に作り手の工房に出かけて行くなど、オフラインでの交流の場も生まれています。



    インターネットと対極の業界だけに四苦八苦した立ち上げ

    伝統サポーターズに参加する前から、既にメディアを活用したマーケティングに取り組んでいる若手の作り手もいますが、それは稀なケース。大半が、インターネットサービスから最も遠い場所にいたといっても過言ではありません。

    サービス発足当初は、一般のユーザからの推薦をいただいてスカウトしたりもしましたが、登録する作り手・職人を集めるのにも大変苦労しました。

    「これだけ時代が進んで、WEBマーケティングが普及している時代に、同業他社もなかなか足を踏み入れることができなかったのが、この伝統産業といえます。組合のトップの方々などご高齢の方であれば、“WEBとは何か?"という説明から始めなくてはなりませんでした」(桜井)

    ※2014年のベータ版「伝統サポーターズ」からご参加の伝統こけし工人・日下さん<中央>と、日下さんと同じ後継者育成事業で修行を積む若手人気工人・富塚さん<右>)

    産地の組合や事業所に電話をかけたりFAXを入れたりしても、ほとんど反応がなかったため、戦略を変更。産地で伝統産業のPRを手掛けるベンチャー企業やNPO法人などにアプローチして、作り手を紹介してもらいました。


    「"このままではいけない""何とか新しい顧客を開拓したい"と考える作り手も多かったため、しっかりお話をすれば、すぐに賛同をいただけました。私たちはすでにインターネットを活用している作り手ではなく、WEBマーケティングやPRが上手にできずに埋もれてしまっている方々にアプローチしたかったのです。作り手ご本人はもちろん、地域の方々もその意義を感じてくださり、徐々に協力者が増えていきました」(桜井)



    産地に出向いて伝統産業認知のためのイベント、IT勉強会

    「ある60代後半の作り手とのやりとりは、産地のご推薦者からも"年齢的にも難しいかもしれません"と言われていました。最初は電話でやりとりをしていたのですが、どんどん前向きに取り組んでくれるようになって、やがてメールやスカイプまで利用いただきました。最近は、ドロップボックスまでご活用されたりと、どんどんITスキルが高まっていく姿に驚きを隠せません。この経験から、作り手の産地に出向いてITに関する勉強会を実施し始めました。地域行政の方に声をかけながら、産地の方々と一丸となって、伝統産業とインターネットを融合させようと活動を続けています」(桜井)

    サポーター募集には、フェイスブック(Facebook)やツイッター(Twitter)などのソーシャルネットサービス(SNS)やメルマガなどを展開していますが、最近は検索エンジンからの流入も増えてきました。

    検索エンジンからの登録者が多いということは、しっかり趣旨を理解し、心から作り手を応援したいという方が増えていることを意味していると思っています。

    (※伝統サポーターズ公式Facebookページ

    コアな層は50~60代が多く、『若い世代を応援したい』『日本の伝統産業を守りたい』という強い信念をお持ちの方ばかり。

    一方で、SNSを活用しているサービスですので、今後はさらに若年層まで裾野を広げていきたいと考えています。

    (※伝統サポーターズ公式Instagram


    (※伝統サポーターズ公式Twitterページ


    伝統サポーターズ公式Pinterest


    (※伝統サポーターズ公式Youtubeページ


    (※伝統サポーターズ公式Tumblrページ

    また、特定の作り手だけではなく、複数名を支援してくださったり、この『伝統サポーターズ』の仕組みそのものを支援したいといってくださったりするユーザからのお問い合わせも事務局に届いています。その声にお応えするように、この度、新たなサポートコースを用意。さらに円滑かつ、意義あるサイト運営ができるよう、わたしたちとしても産地でのイベント計画や作り手向けのWEB勉強会など施策を講じているところです。



    サポーター、作り手が織り成す新しいビジネスの場の創出へ

    現在は作り手・職人、サポーター双方の規模拡大に注力しています。

    日本全国を訪れ、伝統的な手仕事の作り手・職人の発掘や地元の関係団体との協力体制強化を推進しています。

    また、この度、東北経済産業局から支援を受け、宮城・岩手・福島と、特に震災被害が大きかった3県の作り手支援に取り組んでいます。イベントや勉強会の産地開催、伝統技術の情報発信に向けた企画を進めている段階です。

    「また今後は、継続的なサポーターの醸成から、そこで新たなビジネスが生まれる場所へと進化させていきたいと思っています。例えばサポーターと作り手のコミュニティから生み出される新製品、あるいは異業種の作り手によるコラボ作品など。サポーターのアイデア、作り手同士の技の融合を実現することで、新たな商品が生まれるような場を創出できたらと考えています」(桜井)

    わたしたち伝統サポーターズでは近い将来、作り手・職人の情報発信の場からクリエイティブなプラットフォームを創造していきたい、と考えています。

    編集部からのおすすめ

    わたしたちの活動を多くの人に知ってもらいたいと思っています。

    ソーシャルメディアでの共有(シェア)のほか、アンバサダーも募集しています。

  • 活動報告

    2015-11-12

    《伝統サポーターズ》復興支援プロジェクトで雄勝町に来ました

    12月の東北復興支援イベントに向けて、企画を練っています!

    雄勝町は、国指定の伝統工芸品である雄勝硯(おがつすずり)の産地です。

    しかし、震災の爪痕はまだ色濃く残っており、雄勝湾周辺にはほとんど住居がありません。故郷の土地をあきらめて、離れられる方が多いとのことでした。

    伝統サポーターズは、雄勝のものづくり文化を共に伝えたい!がんばる職人さんを応援したい!と考えております。

  • サポーターからの応援メッセージ

    まだ応援メッセージはありません。

  • コミュニティ

    キッザニア東京とのコラボレーション

    皆さん、こんにちは。ご無沙汰しております。
    いよいよ夏到来ですね。
    暑い日が続きますので、熱射病などにはお気をつけてお過ごしください!

    さて、伝統サポーターズはこの夏、キッザニア東京さんとコラボレーションします。
    「サマーキャンプ2016」への協力出展です!
    小学3年生~中学3年生のお子様が対象で、2日間のプログラムを全5回開催します。この"ものづくり企画"には、伝サポから2名の職人さんが"講師"として参加します。嬉しいことに応募が殺到しているとのこと。お子様にものづくりを体験させたい方は、ぜひ奮ってご参加ください!

    <開催日>
    第1回:2016年7月29日(金)~7月30日(土)
    第2回:2016年8月5日(金)~8月6日(土)
    第3回:2016年8月10日(水)~8月11日(木)
    第4回:2016年8月18日(木)~8月19日(金)
    第5回:2016年8月23日(火)~8月24日(水)

    <サマーキャンプ2016>※概要・エントリー先
    http://www.kidzania.jp/tokyo/news/detail/post-223.html

    <伝サポから参加する"講師"のご紹介>
    ★手描き友禅作家・笠原さん
    https://goo.gl/HlUs9Y

    ★革工芸作家・小島さん
    https://goo.gl/xEcKI7

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  • プロフィール

    作り手の紹介

    伝統サポーターズ

    2014年7月よりベータ版の運用をスタート。日本の伝統的な手仕事の作り手とファンをつなぐコミュニティプラットフォームとして、2015年1月28日より正式版をリリース。
    インターネットを通して、伝統技術と作り手の情報発信を行う。斜陽化する伝統産業において、日本の誇るべき伝統の技を未来へ継承し、新しい文化を築いていく場の創出を目指す。

    ▼おもな活動予定
    ・東北震災復興プロジェクト
    ・地域行政との情報発信提携
    ・作り手とファンを繋ぐ産地イベント
    ・海外版(台湾向け)リリース

    直近の目標

    作り手のご紹介とサポーターの獲得。また、2016年3月までに東北をはじめ、産地にて作り手とファンをつなぐイベントと勉強会を月1〜隔月のペースで開催します。伝統産業の現状と課題の共有、産地と力を合わせて取り組めるプロジェクトを企画・実施していきます。

    将来・未来の目標

    “サポーターと作り手”、“作り手同士”といった、伝統サポーターズのコミュニティから生まれる新しい製品開発の場などを創出するのが目標。また、サポーターの中から次世代の担い手を出現させたいです。

  • 作品ギャラリー

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