五城目ならではの工芸品開発へ! 新ブランドで木の温もりを家庭に届けたい

  • 佐藤友亮
  • 秋田県
  • 木工職人
  • Icon side 16木工芸
T sato s

五城目ならではの工芸品開発へ! 新ブランドで木の温もりを家庭に届けたい

  • 佐藤友亮
  • 秋田県
  • 木工職人
  • Icon side 16木工芸
  • 木工職人 とは?

    木材に加工をほどこし、私たちの生活に必要な道具などをつくる職人のことです。

    木目など、それぞれの木材が持つ特色を生かすことを美しいとする、日本独自の感覚。それがつくられたのは、平安時代以後のことです。その後も室町時代の茶の湯や江戸時代を通して、各地で木工芸は発達していきました。

    見た目にも肌触りにも、心が和む木の温かさが魅力の木工芸ですが、中でも秋田杉のもつ天然の木肌の美しさとその香りを生かした木工芸品は全国的にも高く評価されています。

    天然秋田杉とは、秋田県の天然の杉で、日本三大美林のひとつに数えられています。北国の長く厳しい冬の寒さにより生まれる繊細で美しい木目と、幅のそろった年輪に秋田杉の魅力があります。また、伸縮が少ないためくるいが小さく、耐久性もあるという優れた性質を持ち、建築から家具まで幅広く利用されています。

    職人・作り手の紹介

    佐藤友亮(さとう・ともあき)
    秋田県五城目町出身。佐藤木材容器の3代目。地元の五城目町で“木のものづくり"を通し、家庭の中に溶け込む日用使いの新しい商品開発を行っている。五城目ブランドが何世代も使われ、脈々と受け継がれる文化を目指す。


    サポーター登録希望者は下記のいずれかまでご連絡ください!

    ★伝サポ事務局
    info@den-suppo.jp
    ★五城目町物産協会(五城目町役場商工振興課内)
    syoko@town.gojome.akita.jp
    電話:018-852-5222

    ご記載いただく内容
    (1)名前
    (2)メールアドレス
    (3)住所
    (4)電話番号
    (5)応援コメント※任意

    >> もっとプロフィールを見る

    作品・ギャラリー

    Admin      img 0123 Admin      img 0124 Admin      img 0125 Admin      img 0122

    >> もっと作品・ギャラリーを見る

    ライフストーリー

    遠回りして分かった“木のものづくり"の魅力

    僕は秋田県五城目町に生まれて、高校は秋田工業高校で建築を学びました。五城目は昔から林業の盛んな農山村なので、製材、家具、建具など木工関連の事業者が多い町です。僕の実家も木工関連で、3代目にあたります。おじいさんが林業をやっていました。

    「この仕事を継ぐんだ」と小さい頃に騒いでいたのは覚えています。小さい頃から工場で過ごし、木の端っこを使ってよく工作をしていました。それが当たり前の風景だったんです。

    でも、高校卒業後は、2歳年上の先輩に憧れたという単純な理由だけで、美容学校に進みました。五城目を離れて仙台での生活が始まったのですが、順風満帆ではなかったです。18歳で椎間板ヘルニアを患って緊急手術。術後も腰の痛みに耐えかねず、美容師の道を断念しました。逆にあきらめがついてスッキリしましたが、当時は将来への不安を感じて落ち込み、引きこもっていましたね。

    五城目町に戻ってきて、いくつか職を転々としました。建設会社で働いたこともありました。しかし、何かが違う・・・という違和感が自分の中にあって。面白味を感じなかったんです。ものを作っているのは同じなんですけど、コンクリートじゃなかったんです。土砂崩れを防ぐのり面を作りながら、「この仕事を好きになれるのか?」と自問自答しながら働いていました。

    結局、遠回りしてさまざまな職業を経験しながら、自分の目指すべき道がはっきり見えてきました。
    コンクリートを作りたいという感覚より、昔から生活の中に当たり前にあった“木のもの"が作りたいんだ!と。


    試作品が認められるときの瞬間は爽快!

    将来を模索しながら、最後に行き着いたのは「木のものづくり」。消去法的なゴールではありましたが、木を手にしてものづくりを始めると、もう面白くて面白くて。新しいものの注文が来るたびに嬉しくて、とりあえずやってみる。作ってみる。どんどんどんどん注文が来て、作り続けました。

    ありがたいことに今でも売れている商品がたくさんあります。パンのお盆作りは、僕が継いでから受注した仕事なんです。昔は肉用のお盆ばかり作っていましたからね。制作の多様性が増えた感じがあります。

    仕事をして一番ワクワクするのは、試作品を出してOKをもらったときですね。試作品を出し終わった後に、「これはちょっと・・・」と言われるとガッカリしますし、「これいいですね!これでいきましょう!」という感じだと本当に高揚します。認められた瞬間は特に。



    「柔らかいな」と感じさせるお盆を目指す

    商品は精肉・惣菜向けやパン用などいろいろなお盆があります。特に肉芝をお盆に載せて、肉を置いていることが多いです。

    製品として、洗いやすくするためにきつい角を作らない。塗装の時に隙間を作ったりしない。細菌が繁殖しない。とにかく滑らかに。
    触った瞬間に「柔らかいな」って気持ちになることが個人的に目指しているところです。

    実際の生の木ではなくて、塗料がのっているんですけど、柔らかい感触を感じてもらえるような。そういうものを目指しています。それに向けて、機械も増えてきましたし、工程も増えました。最初はサンダーと、もう1本丸いヤスリ程度しかなくて。今思うとよくこれでやっていたなって。今は工程だけでも18から20ほどあります。いい製品を作るために少しずつ増やしていってるところです。



    暮らしの中に木の器、秋田杉のある日常を

    好評のお盆の制作経験を通して、これからは食器をメインで作っていけたらいいな、と思っています。木製の皿などの食器類。どこのレストランに行っても木の皿が一つぐらいはありますよね。自分の作った皿で料理を食べられたら最高です。

    この前も友人の家で飲み会があって、僕が作ったお盆にピザを載せて使ってくれました。嬉しかったんですよ。

    木目で食べ物をみると面白いと思うんです。

    寿司下駄のように、木を生かした食器文化は昔からある。こういう文化を違う形で継承していけたらいいですよね。

    うちの製品を手にとってもらって、高級感云々よりも普段使いしてほしいんですよ。毎日の生活の一部になってほしくて。
    20年ぐらい経ってから「これ修理できるか?」と持ってくるお客さんもいますし、そんな感じでガンガン使ってほしいんです。普段の生活の中で、五城目の秋田杉で作ったお盆が浸透されていけば、これ以上の喜びはないですね。

    ※木工職人の佐藤さん(中央)を囲んでのインタビュー風景


    《インタビューと文:五城目町地域おこし協力隊・柳澤龍》


    五城目町役場からの推薦の声

    五城目町のどの家庭にもある佐藤木材容器の作品

    知人にちょっとしたお礼に差し上げたときに「こんないいお盆もらえるの?」って、すっごく喜んでもらえたんです。値段が手頃で親しみやすい作品で、評価が凄くいい。佐藤さんに「こういう値段でこんなのが欲しいんだけど」と無理を言って、作品を依頼しています。一番印象に残っているのはおしぼり置き。お客様に出すときにおしぼり置きを使いますよね。町のいろんなイベントで差し上げたんです。我が家にもあるし、それぞれの家庭にもあるはず。町内に佐藤木材容器のおしぼり置きの無い家はないと思います。
    【商工振興課・鳥井さん】

    編集部からのおすすめ

    五城目は昔から林業の盛んな農山村なので、製材、家具、建具など木工関連の事業者が多い町です。佐藤さんの実家も木工関連で、3代目にあたり、おじいさんが林業をやっていたそうです。佐藤さんは小さい頃から工場で過ごし、木の端っこを使ってよく工作をし、「この仕事を継ぐんだ」と騒いでいたといいます。使い手のことを考え、また木材の持つ木目や優しさを生かした柔らかなデザインで、パンのお盆などをつくられています。
    これから開発予定の五城目ブランド「木製酒器」が楽しみでなりません!

  • 活動報告

    まだ活動報告はありません。

  • サポーターからの応援メッセージ

    まだ応援メッセージはありません。

  • コミュニティ

    まだ記事はありません。

    続きを読む

    ※このプロジェクトのサポーターのみ閲覧可

  • プロフィール

    作り手の紹介

    佐藤友亮(さとう・ともあき)
    秋田県五城目町出身。佐藤木材容器の3代目。地元の五城目町で“木のものづくり"を通し、家庭の中に溶け込む日用使いの新しい商品開発を行っている。五城目ブランドが何世代も使われ、脈々と受け継がれる文化を目指す。


    サポーター登録希望者は下記のいずれかまでご連絡ください!

    ★伝サポ事務局
    info@den-suppo.jp
    ★五城目町物産協会(五城目町役場商工振興課内)
    syoko@town.gojome.akita.jp
    電話:018-852-5222

    ご記載いただく内容
    (1)名前
    (2)メールアドレス
    (3)住所
    (4)電話番号
    (5)応援コメント※任意

    直近の目標

    五城目ブランド第1弾として、町内の職人同士でコラボレーションした「木製酒器」を商品化させること。

    将来・未来の目標

    五城目の秋田杉で作る食器セットづくりに挑戦したい。

  • 作品ギャラリー

応援コメントや質問はこちらから

伝サポのソーシャルアカウント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ページ上部へ戻る